COWBELL
2003年須磨ポイントレース

日程 場所 レース コース 順位/艇中 REPORT
1月 1/19 COWBELL 須磨 須磨ポイントレース(1) ソーセージx2 1/9 毛蟹
2月 2/16 COWBELL 須磨 須磨ポイントレース(2) ソーセージx2 1/10 御曹司
3月 3/17 COWBELL 須磨 須磨ポイントレース(3) ソーセージx2 4/10 八兵衛
4月 4/20 COWBELL 須磨 須磨ポイントレース(4) ロング コミッティー -
6月 6/17 COWBELL 須磨 須磨ポイントレース(5) ソーセージx2 2/12 馬場
8月 8/24 COWBELL 須磨 須磨ポイントレース(6) ソーセージx2 4/9 -
10月 10/19 COWBELL 須磨 須磨ポイントレース(7) ソーセージx2 - 馬場 悪徳
11月 11/16 COWBELL 須磨 須磨ポイントレース(8) ロング 6/12 馬場 八兵衛
12月 12/21 COWBELL 須磨 須磨ポイントレース(9)&忘年会 ソーセージx2 1/11 八兵衛

毛がにのレースレポート
<須磨ヨットクラブ 1月ポイントレース>
19日 曇り 順風 TWA 75゜〜105゜潮 +4Kn強
Race1
Leg1 潮の影響でスタートが出遅れる事を嫌って1分半余してラインに着く。(どうかんがえても早いと思ったが馬場さんは何かを試したかった様だ。)ピンエンドまでタック。しかたなくJ24の下で潮の弱かろう岸へ向かうためタック。セントエルモ・出雲についで回航
Leg2 沖の潮を拾うため即ジャイブも岸の艇団に比べ風が弱く、上位と差が開き下位艇に抜かれる。4番回航。
Leg3 回航後即タックでコース中心を使う。上位艇の左海面へ寄せるためミートで上位艇通過後やり過ごしてから上マークアプローチ。が、オーバーセール(八兵衛さん読み的中!?)。トップ出雲と90秒差。3位。
Leg4 先行艇出雲、セントエルモがラフィングする中、差を詰める40秒差。
Leg5 回航後スピードビルトしタック。風も少し上がりやけくそでトリムをし、馬場さんもやけくそでピンチアップ。これが当たり、グリグリ上位艇を追い始める。フィニッシュ手前でさらに風が若干上がりノリノリで走ったが今度は失速。だが鼻差で出雲をかわし、2位フィニッシュ。

Race2
Leg1 気合のジャストスタート。(リコール有)バウの悪徳さんは絶対出てないコール。どの艇もラインに帰ることなし。(誰やねん。)真ん中右海面。トップ出雲と第1ミート、1挺身差。出雲・セントエルモについで回航。
Leg2 またもや先行艇出雲、セントエルモがラフィングする中、差を詰める。
Leg3 3艇共右海面を使うも、左海面のマーマレードがトップ回航。
Leg4 またもや先行艇マーマレード、出雲がラフィングする中、差を詰める。出雲についで2位回航。
Leg5 即タック後、出雲がカバー。ルイビトンカップを彷彿とさせる2回のタッキングマッチ後、下突破を図るもトリムがかみ合わず併走する結果に。「ええ根性しとるやんけ!」と上から脅される中、目を合わせずトリムに集中。出雲タックの後、出雲の上に出ることに成功、トップに。こうなると気になるのはリコールで悪徳さんが「そわそわ」しだす。だが心配もよそに無事フィニッシュ。
1月総合1位をとれ2003年のレースシーンの良いスタートが切れました。


御曹司のレースレポート
<須磨ヨットクラブ 2月ポイントレース>
2月Pレース          報告者:御曹司
16日 天気:雨のち曇り 潮:西3ノット転流のち東1ノット
第1レース(風が大きく振れ、ノーレース→再スタート)
風向250度真ん中あたりからほぼジャストスタートそのままなんとなく左海面へ。
艇団のほとんどは即タックで右海面へ。中盤でうちも右海面へ向かうがラルにつかま
る。風が一気に右へシフト、右艇団に一気に抜かれる。ハングオーバーさん、
出雲さんに続き回航、ジャイブアップ。なかなか上手にきまるが、風がそのまま北に
振れ続けレース中止。いつの間にか霧もすっかり晴れ北風4−6Mの2月らしい海面
に、「うちの風になってきたで〜」隊長の一言に俄然気合いが入る。
第1レース(本番)
風向345度。スタート一分半前若干早めにラインに向かうが、上から来たJに気を
とられ、スタンをかわしラフしたところでリコール。ラインのコールすっかり忘れて
ましたすんません。そのままベアして再スタート、即タック。中盤早めに左に戻しブ
ローでゲイン。大逆転のトップ回航。今日はスピンアップもなかなかスムーズ。その
ままするすると差を広げる。最終上りレグマーク付近のラル、シフトに苦しみ出雲さ
ん、サムシングさんに差を詰められるもそのままフィニッシュ。修正ではアップウイ
ンドさんがトップでした。上りの艇速がいまいち気に入らないのか、馬場さんしきり
にバックを繰り返す。バックバック。
第2レース
風向335度?。スタート2分半前ラインに向かう。妙に余裕があって不安になった
のか?みんなのところにもどる。
結局20秒遅れの最後からのスタート、また速タック右海面へ向かう。1上は、サム
シングさん、出雲さんに続きなんとか三番手で回航、後ジャイブしてインヘ、リフト
でもどしジャイブをするがタイミングが若干遅れたのか上り気味でマークへアプロー
チ、2下そのまま三番手で回航。出雲さんはタックして左海面へ、先行していたサム
シングさんも左へ。うちはそのまま右へのばす。3上またも逆転のトップ回航。悪徳
先生気合いのスピントリ。うりゃうりゃ。
そのままトップでフィニッシュするも、修正トップはフアンタジアンさん。

二月も一月に続き総合一位。後ろからじりじり追い上げる快感は癖になりそう。今回
もアフターレースも長田港で焼き肉これまた癖になりそう。淡輪からのヘルプの女神
様、遠方よりの参戦ほんとに頭が下がります。ありがたや、ありがたや。


うっかり八兵衛のレースレポート

<須磨ヨットクラブ 3月ポイントレース>
3月須磨ポイントレース   2003年3月16日
第1レース
風位→  20分前 110°   10分前 85° 中風 曇り 6℃
スタートライン→0° 僅かにアウタ有利もラインは非常に長く差は大きい
海面→全体に風あるが岸より沖が濃く見える。ブイで1ノットの西流。(反流か)
風速の割に波は小さい。沖に行けば東流があるかも。
中央〜アウタで出て(ヘルムスさんおまかせ)速度乗れば沖に返しましょう。
スタート30秒前ライン中央に近付き2艇身、おっと下からIZとMLが突き上げてくるぞ。全艇横一列だ。落とすに落とせず3艇一丸のままホーン。(こんなにライン長いのに..)3番手かと思った瞬間、リコール旗。J/24帰るも降下せず。「この集団だ!」ここで甲板シーンとなる。うちでなければ他2艇はアウト、うちもなら早く帰らねば!反論でるかと思ったが。町奉行さま素早くラインへ(ひょっとして帰り慣れてる?)ところが再スタートするも降下せず。これをみたIZあわてて戻り始める。CBは誰も居ない沖の方へ。ようし抜いたるぞっ!
1年3ヶ月ぶりの町奉行ヘルムと村田先生メイン特別出演。これが速い速い。引き返しの再スタートで1上までに岸寄せ船団4艇抜き。(沖には風も東流もあるよ)
フリーはスタボロング。先行艇に少し追いつく。悪徳さんは姫が居なくてもスピトリ気合充分。
上 やはり沖だし。今度は前の艇も沖に向かうので縮まらず。SEには離される。CBは注目のLOにも速度、角度ともに勝るとも劣らず。で価格は1/10。
下 風は時々前に廻る感じ。マークは徐々にオンコースに方向に。連れ潮やね。先行艇には喰らいつけてる。馬場さん、ジェノアアップですってば。
最終 またまた沖出し。SEとは少し縮まるも、ST J/24には喰われちゃったかな。
ところで、IZ帰るもリコール旗降下せず。真相や如何に?

第二レース(その1)                          
    風位80〜85°風少し落ちるが海面さして変わらず。ラインまたも長い。小雨。
    本部艇側有利。良いスタートするも、おろしたての船に下にピタリと付かれハルの間隔はゲンコツ1個分。総員凍りつく。すぐさま回避タック中にゼネリコに。(大声出してすみません)
第二レース(その2)
    また良いスタート。ただ下のIZが上り気味でCBも加速しない。返したくとも5時にSEがあり、ずるずる岸に連れて行かれる。
    上 やっとSEがタック。CBもすぐさま返して沖へ。IZも返してくるが、海面中央でまた岸の方へ。ここでIZに対してゲイン。ところが沖側のエンドまできてスタボLOやりすごして返すも制止を聞かずちょいと欲張りオーバーセール(外套が安いのか?)ジブトリさんに怒られる。あとでLOが前に入って落とされて結果オーライということにして許してね。 SE−ML−LO−CB
    下 雨強くなる。廻航後しばらくマーク見えず。少し詰めたか。ML故障?
      後方でIZとSTは楽しそう。 
    上 さらに左に振れ。スタボアプローチへのタックは慎重に。
    下 廻航後スピンシートがライフラインの中に。セールが丸まってしまう。解消。
    下マークアプローチで下艇LOに内側に入られそうだったが、2艇身直前に下艇スピードダウン。控えめにオーバーラップ無い事アピールするも、馬場さんに「聞こえるように」と怒られる。上マーク変更。90°
    上 最後の正念場!と気合入れて揚げたジェノアはシートトラブル。
    あの風雨の中ひとりでクリューを直接持ってトリムしながらシャックルを付け替える悪徳さんには頭下がります。いよっ!まだまだ若いねっ。しかし後続LOにあっさり抜かれ後退。町奉行さん集中するも片上りでは..。ところがフィニッシュ近くの先行艇は大きくヘッダー受けてる模様。チャンスあるかと思いきや、やがてこちらにも。結局LOさんには追いつけず。SE−LO−CB
修正結果 @ UW−MT−ST−LO−CB−HO−IZ−ML−SB (SE)
     A LO−SE−CB−IZ−UW−MT−HO−SB (ST ML)
  総合  LO−UW−MT−CB−IZ−SE−HO−ST−SB−ML

前、前々月に続きリコール艇にも助けられ、クルーザーで2位と結構な成績でした。
ご存知の通り、1レースは3艇ともセーフでくたびれ損でしたが、それはそれで、良かったとしましょうね。事後の焼肉宴会では「これからは、必ず一回ラインまで戻ろか」「ほな、絶対セーフやしな」「気合も入るで」との暴言?まで出てました。思い返せばどのスタートも絶妙のタイミング。さすがは町奉行様。1レースは再スタート、2レースはOS,トラブルが無ければ、LO艇に対しタイム的には充分可能性はあったと思いますので惜しまれます。皆さん雨の中お疲れ様でした。 合掌


馬場のレースレポート

<須磨6月度ポイントレース>
 
今週のレースは、父親参観の影響かメンバーが少なく、久々に復帰の隊長、悪徳、黒崎の殿さん(このハンドル名はどうもしっくりしません。私だけ?もうすこしダーティーなイメージなのですが…)、御曹司、馬場の5名でのエントリーとなりました。

天気は朝から「どんより」と…いえば…思い出したちょっと笑える話

※中国人の日本語試験とその回答(実話?)

問1
「あたかも」を使って短文を作りなさい
答え
冷蔵庫に牛乳があたかもしれない

問2
「どんより」を使って短文を作りなさい
答え
うどんよりそばが好きあるよ

問3
「もし…なら」を使って短文を作りなさい
答え
もしかして奈良県の人あるか?

問4
「まさか…ろう」を使って短文を作りなさい
答え
まさかりかついだ金たろう

問5
「うってかわって」を使って短文を作りなさい
答え
麻薬を打って変わってしまたあるね

ということで、朝からどんよりでした。

<第一レース>
スタート時、東5〜6ノット、潮は向い(西)、上有利で上で出よううと言っていたが、充分広いラインにも拘らず、スイングベルの後ろで遅れてスタート。
メンバーは5人でしたので、軽風で助かりました。どろっとした空気のなかダラダラと走った感じですが、久々復帰のSモ,Iモには大きく先行されながらも、途中Sグ,Mドを抜くことができ、3着フィニッシュ、J24など後続艇との距離的には近かったのですが、後半更に風が落ち、着順3位修正4位と上出来でした。

<第二レース>

第一レース終了時には無風に近い状態となっており、しばらくの風待ちののち、スタートは、東4〜5ノット、潮は西への反流です。今度は下よりでスピードをつけての第一線でのスタートで、カウベルの下から出たIモが右へ返したところを(右へは行こうとしていたので)早速押さえのタック。本部艇よりから出たJ24などが伸びており、3回ほどディップをして艇団の右のコースを取りました。
そして、再びスタボーへ返したのち、再び無風に近い状態になり、マークまで横一線に並んだような状態で20〜30分ほど、微かな後ろからのパフにスピンを揚げたりで、「まっ、これはノーレースやね」と、N旗を揚げたSEATTLE号が走ってくるとばかり思っていましたが、コミッティーのOナはスルスルと上マークへ…。レース委員長悪徳はOナ艇のS本氏へ確認をと携帯に手を伸ばすが、それはまずいやろと思い直しとりあえず現状維持。
至近距離にJ/24など全艇並んでいたのですが、幸い、マークまでの距離的にはおそらく最も近い位置にいたので、しばらくねばっていると、北東から軽いパフが…まずい、Iモに先に行かれる…マーク5〜6艇身のところで約1艇身差…なむー、やや?風が消えた…むむっ!後ろか!で、すぐにスピンを揚げIモをホープレスに…抜けた!…おっ!今度は前か!ジェノアアップ!よし!フィニッシュ!の0.5艇身の前で無風…失速し向い潮のおかげであっというまに5〜6艇身バック(Iモはアンカーを用意中)…いやっ風はあるぞ…再度北東のパフを受けて走りに集中…フィニッシュ!!エリドリア〜ン!!!
ということで、1レグだけの無理やり成立?のレースで何とかトップフィニッシュでした。
そして、あろうことか、修正でもトップ。ごちそうさまでした。今日はもうおなかいっぱいです。
P.S.毛がにさん、ぬり壁さんもといムラムラさん、前週の上架ありがとうございました。おかげで軽風でも走れました。


御曹司のレースレポート
<ファミリーカップレース>
小南先生追悼と、ホワイトセールレガッタ、ファミリーカップ併設で25艇140名の賑やかなレースになりました。
南西の風1−5mの弱いシーブリーズ。潮は西。
スタート前、GPS電池切れの為あわてて、レース委員長にコース角度を確認。146度5.3マイルとのこと。
スタート5分前リミット側に3艇身につきエンジンカット。下側はすいてました。
15分後上側からやや濃いブローが降りてきてました。サムシングさん、オンディーナさん、出雲さんがスピードアップするのを横目に毛ガニ先輩のスピントリム。次女出産間近、おとうさんがんばれー。
レース中盤、本船の波に、叩かれ失速の連続。七海ちゃん、ゆうやくんの「大きい波〜小さい波〜おおきい波〜」の歌うワッチに助けられトップをそのままキープ。後はマークを見つけるだけ。。。
レース終盤、マークはまだ見つかりません。悪徳レース委員長の言葉を信じてそのまま真っ直ぐ走ると、さやちゃんが手を振ってお出迎え。S旗でそのままフィニッシュ。
アフターパーティーのあっち向いてホイ大会も大盛りあがりでした。

ちなみにうっかり八兵衛さんは、今回Mスキッパーさんに乗せていただきこちらも総合2位、ホワイトセールでは1位の好成績でした。
ヘルプでのって頂いたマーマレード山田さんは、朝の船底磨きからお手伝いいただき、ほんと感謝、感謝。


馬場のレースレポート(SAINTELMO編)
<須磨10月度ポイントレース>
 カウベル嬢の修理は、天下のOボート社が11月のレースには必ず間に合わせてくれるとのことで、今回、カウベルメンバーはル号、マッ号などに分散し、私馬場はセ号乗艇、メインセイルトリマーの大役を仰せつかりました。
朝、ハーバーへ到着した時は北風、レース海域に出る時は西、スタート予定時刻には南西、第一レースは南へシフト、第二レースは途中、ン?西か?と一瞬思わせて最後には北からバーンとブロー、と、ちょっと振れ過ぎで、第二レースがノーレースにならなかったのも須磨の醍醐味でしょうか。
第一レースはリコールして戻りながらも、シフティー&強弱のある風が良いほうに振れトップフィニッシュ。
第二レースはスタート良く、ポートへ返すと全艇をはるかリード!と思いきや、グリグリ振れる風に翻弄され、団子状態。最後に何とか抜け出せ運良く2着、と2本とも結果オーライでした。
それにしても、FARR31はよく走ります。すばらしい加速、水の抵抗など感じさせないスイスイとスムーズな走り!50年先カウベル嬢引退後の筆頭候補でしょうか。
ところで結果は?
な、なんと、第一レースはハ号に食われ、第二レースはケツ2ではありませんか!どーもスミマセントエルモ。またよろしく。


悪徳税理士のレースレポート(ルパン編)
<須磨10月度ポイントレース>
レースレポート番外編 L号の巻
10月はカウベルのマストが無いからコミッティーでも手伝ってホワイトセールレガッタの写真撮影でもして楽しもうっと思っていたのですが、ルパンからバウマンできる人との求人情報があり、御曹司お見合いのため請謁ながら私がさせていただくことになりました。
ポイントレースでは久しぶりの植松オーナーのヘルムである。さらになぜかかわいい女子大生が2人も乗り、さらにもと女子大生の植松ママも乗艇し、その他バーバラ高岡氏、ミスター有野氏、そしてカウベルの平松隊長とスーパーメンバーで気合十分である。
軽風とシフトしまくりの風にコミッティーがコース設定にかなりの時間を要した後に1レース目スタート。R、いやL号はラインやや上より(ここで笑ったあなたは高岡さんですね)、結構遅れ気味でスタート。おお、ほとんどビリではないか。艇団が左へ伸ばした後に右へタック。するとビッグシフトでビリ気味が一気にトップ近くのポジションになっているではないか!「植松さん、ラッキーですね。」と言うと「計算のうえじゃ!」と返されてしまいました。さすがルパンでございます。しかし、上マークに近づくと結局もとの位置、途中スピンポールにフォアガイを絡めること1回、女子大生とつい話し込んでしまい「ポールセットを早くしろ」指示されること1回、シフティーな風に翻弄されながら盛り上がる場所も少なくフィニッシュし、レース終了。

第2レースもスタートは若干控えめ、上マークアプローチ順位もかなり控え目、ホワイトセールの皆さんがたくさん近くにいるではないか、ギョエー!!しかし、即ジャイブでコースを取ったところ、シフトに助けられ下マーク到着時には遥か前に先行していたイズモやセントエルモに追いついてしまった。これも植松さんの鋭い読みか!全般に軽風であるが時々順風のコンディションになり大きくヒールすると、スタン下側に位置取る植松ママはキャーッと女子大生顔負けのかわいい悲鳴とともにあわててつかまったのがティラーだったようで、植松パパに「それは持ったらあかん!」と言われていた。たしかこれが3回ぐらいあったような無かったような・・・。最後はとうとう風が180度シフトし、なんとスピンランでフィニッシュ。これも須磨ポイントではありですね。しかし最近の若者には決して良いイメージを持っていなかったのが事実だが、今回一緒に乗った女子大生は違った。ヨットに乗るのが2回目、ましてやレースは初めてなのに、スーパーストロークで迅速なスピン取り込みをやってのけ、驚いたことにジャイブ時にリリースする側のシート(旧アフターガイ)をポールから外れやすくするように後ろではらってくれるではないか!こんなの長年カウベルでバウマンやったけど誰もしてくれんかったぞ。アフターパーティー終了後は会場の掃除を最後まで手伝っていたし、とてもよいお嬢様たちであった。息子がおったら嫁にしたいぐらの働き様であった。今度はカウベルに乗ってネ、でも殿サンの毒牙にかからぬようにお気をつけあそばせ。
 11月のレースには必ずカウベル復活しようではないか。実は微妙らしいのですが、奥村の田中さんに何とか急いでもらうように言っています。熊さんの圧力なんかに屈することなく、どうか一つ、早く直してちょんまげ。ちなみに復帰第1戦にチューニングをかねて田中さんに乗ってくれるようにお声をかけたが、熊さんの圧力が怖くてそれはできんらしいです。おそるべし熊さん。


馬場のレースレポート

<須磨11月度ポイントレース&その後のチューニング>
 シアトルカップでのデスマストから約2ヶ月、前日の回航でぎりぎり11月のポイントレースに間に合いました。オクムラボートさんお世話になりました。
 マストは、従来通りのランナー付きか、後へスウィングさせてランナーを無くしてしまうか、といった検討をした結果、プレート部分の補強などでコスト高にはなるものの、ソーセージコースでの動きやすさ、レーティング、安全性を考慮し、ランナー無しのスウィングスプレッダータイプとなりました。
 ポイントレース前日の朝、オクムラボートの三船師匠指導のもと、マストが立ち、早速ノースセールの三船師匠によるセーリング。てきぱきとチューニングを済ませ回航へ・・・と、須磨の多くのチームの期待に反して間に合ってしまいました。

<レースレポート>
 このレポートは、レースの約1ヶ月後に書いているので、記憶も曖昧ですがご勘弁。
 11月はロングです。(須磨のロングは、ソーセージコースを直線にしたような距離で短いのですが・・・)
 ラインは下有利でしたが、艇団はまばらで、カウベルは下一で楽に良いスタートが切れました。
 コースはリーチングで155度、TWAは250度でしたっけ。スタート後、全艇ジェノアで走っていましたが、スピードはいまいちで乗りが悪かった事もあり、カウベルは早めにスピンを上げた。艇速はまずまずで、一時サムシングに追いつかれかけたが、じりじりと離し、オンディーナの横に並んでのトップ争いまでこぎつけた。
 カウベルは全艇の下だったので、(あまり自信がないので)艇速のあるうち?に艇団の正面に出るよう、少しずつラフしていった。ここでオンディーナの前に出る予定だったが、(−◇ー;)!!なんだかオンディーナが急に走り出しました。後で聞くと、このへんで名手T氏に交代していたとのことで、さすがというか、巧く波に対処した走りで抜かせてもらえません・・・どころか、こちらから接近していったのですが、ブランケットに入ってしまい、その後はじりじりと離される一方です。
 このへんから思惑が狂ってしまい、走りにも影響したのでしょうか、沖のマークの手前でサムシングにも抜かれてしまい、3位回航、レグの途中、クローズっぽい走りではサムシングも抜けそうだったのですが、フィニッシュまでの少し落した走りではサムシングの方がスピードが良く、フィニッシュ間際まで競り合ったのですが、がーん!!かわわされてしまいました。
 このレグでは、
  ・bQでのリーチングはバランスが悪く、ジェノア&メイン抜き気味が良かった。
  ・リギンが緩んでおり(また折れてたかも)マストがグニョグニョしていた。
   このせいかよくわからないが、以前とは大分感覚が違いとまどった。
  ・バックステイのテークルが少なく、充分に引けなかった。
  ・今時の艇にはハルスピードで劣っており、特にリーチング〜クゥーターでのスピード競争ではどうしようもない。(その弱点を補うためのニューセールでもあるが、何せ、相手もニューセール)
 などの多数の言い訳を用意しましたが、要は、全然走っていなかったということでしょう。
 スタートでのアドバンテージが無ければ、悲惨な結果になっていたかも知れません。

<チューニング>
 ということで、レースでの反省を踏まえ、再び三船師匠、工具持参(カウベルをよくご存知)で登場です。
  ・気になっていたレーキ調整。
  ・ステーのチューニング。
  ・バックステーのテークル追加。
  ・アウトホールシステムの改良。
  ・メインセイルのクルーの位置調整。
  ・bQの引き込み位置修正。
  ・写真撮影。
  ・魚肉ソーセージ焼き、ポテチ、すじ玉、そばめし。

 後日、サギング対策のためセイルリカット(ドラフトが1〜1.5%深くなっていたとのこと)

 そして、三度、師匠の登場で、リカットしたセイルのチェックをしていただきました。
 テストセーリングでは、マストが変わった事による感覚の違いはなくなり、計器が無いのではっきりとは言えませんが上り角、スピードとも非常に良くなった、と日記には書いておこう(古っ)。
 あと、整備項目として、
  ・サイドステーにくるくるローラーを付ける。(3DLがいたんじゃう。早急に!)
  ・スプレッダー先端の長すぎるボルトを交換する。(3DLがゆがんじゃう。早急に!)
  ・バックステーのスプライス。
  ・アウトホールのひき代をもっと増やす。
  ・魚肉ソーセージ焼き、ポテチ、キャベツ太郎、すじそば、すじ玉、ぶた玉、横山さん。
 といったことの指摘を受けました。
 来週は、今年最後のポイントレース。師匠も乗っていただけるという事ですので、整備もして、良い忘年会ができるようがんばりましょう!


八兵衛のレースレポート

<須磨11月度ポイントレース>
 
 2003須磨年間ポイントレース第8戦 レースリポートweb版

2003.11.16晴れ
セールに続いてマストやリグまでも新調してしまったCB号。前々日造船所に到着したピカピカのマスト(残念ながら黒光りしていませんが)は昨日の朝にはステップに据えられ御大の指揮のもと造船所の方々に混じってCBチームも手伝って(大丈夫なのか?)リグをとり付け(たいへん勉強になりました)、チューニングと試走をした後、そのまま午後に廻航され、今日の出場となりました。(ぎりぎり間に合いました。皆さんのおかげです!)
ロングディスタンス、往復9.2マイル。142度方向。風は240度軽風、波は低い。アウター狙い。ほぼトップスタート。フレッシュを受け艇団最左翼で先頭。アビームからブロードリーチ。速度は前よりどれほど違うのかよくわからない。後方僅か上側にLO艇が進出、ほんの少しずつつめられていく。この方向でいい筈だがマークが見えず、結構右側を走る艇もいて、ほんの少し不安。レグ終盤LO艇に背後上側に付かれる。馬場動かず。遥か後方から交差本船の引き波が来る。LO艇はそのわずか3つの波であっという間にCBを抜き去る。さすが。CBは少し上らせ後方につくが、マークは左側になる。
2番手回航もシートで少し手間取る。STは風下すぐに。3番手IZは西側にコースをとる。艇団はバラけてくる。レグ中盤STに抜かれる。ビノキュラでも本部艇なかなか視認できず。(トーイングで入港中だった)IZとの差はわずかに開くが、着順で2位STに7秒差で3着。修正ではJ/24勢とYA-31Fが上位に。CBは修正6位と今年度最下位成績ながら年間ポイントでは暫定1位を守り、さらにチューニングをかさねて来月の最終戦に望みをつなぐことに....。

修正結果 FJ−UW−ST−LO−MT−CB−IZ..... (全12艇)



八兵衛のレースレポート

<須磨12月度ポイントレース>
 
 2003須磨年間ポイントレース第9戦リポート web版
2003年12月21日 曇のち晴
 Slack  Max
09:59 12:25−3.5ESE
16:17
年間ポイントレースもいよいよ今年最終戦。前々日の寒い嵐のような風の余韻が残る朝だが予報によるとそれも午前中まで。2位のJ/24に僅か3.5ポイント差の暫定トップで迎える最終決戦、新リグシステム導入後初めて戦うUP&DOWN。しかもカウベルチームは本戦の捨てレース算入が不可能でもあり5位チームまでは優勝の可能性がある決して油断できない一戦ですが、三船御大とチューンに信頼を寄せているクルーには大きなミスさえ無ければ大丈夫という安心感と余裕さえ漂います。(でもリコールはダメよ!)
am10:50 艤装時には「こりゃNo2やね」と喜んでいた風でしたが(CBのクルーは強風が吹くほど喜ぶ変な癖が..)海域にでて見ると、既に風は落ちてきている。300度から330度で周期的に振れてるようで、他艇のコールを聞いても310とかが多い。
5分前 風位320度ライン40度で本部船側有利という事で本部船側から。
3分前 ヘルムスは本部船側インを差込んでの1枠を狙うFJ艇(J/24)他1艇を牽制しつつ断固1枠を主張!馬場さんの勝利への執念を垣間見る。
スタート 全艇ラインに充分に安全なタイミングでほぼ横一線(ML半歩リード)でスタートする直前、瞬間風は大きく左に振れ、艇団のアプローチ角度が異様に浅くなる。後の取材では260度という話もありましたが、真西〜290度位になったでしょうか。上マークはこれから風位方向に設置されるので、CBは艇団の一番低い位置に。(スタートは全艇正常)風はさらに弱風となり、また乱された風でCB出足つかず。早くもアウタ側でゲインしてポートに返した艇は2段くらい高い位置で右海面に向かっていく。艇団の中央付近に居たらしいIZは即座にタックしてポートで左から向かってくる。CBはここで返して右海面へ。ところが右狙いかと思われたIZはここでさらにタックして左海面へ。
1上 風は250−270度方向先に少し波頭の白い海域が。艇団は左右半分ずつに分かれる。風位は少しもどした。さらにチューニングされた新しいマストとそれに合わせてリカットされた新しいセールはよく上り、速度をあげていく。不利な状況から1上マークを2番手回航。上りでは他艇より角度もスピードも良く挽回しています。
1下 0.5スピン展開。もっと走って見ないとはっきりしないと思うがちょっと前より遅いかな?上マーク付近にあったパフはCBの方に降りてこないせいかもしれませんが。1ジャイブで下マークへ、後続につめられる。
2上 やはり角度よく1上よりスピード良い。艇団先頭。岸側ねらい。
2下 うーん。パフに恵まれず後続に詰め寄られる。
3上 角度スピード良いが、F直前スタボーSEに抜かれ2着。13秒差後続のIZに修正で抜かれ2着。
2R 風位280度、風は僅かに落ちる。アウタ側狙い。2列目アウタ側よりで中央手前より窺うが、スタボ集団来襲で厳しくなるも先頭反転で差し込むが、ティラーでのマーククリアとなる。加速を得てタックし右海面へ。
1上は右海面へ。1下、2下ではパフがうまくおりてこなかったこともありますが、上りレグのアドヴァンテージの7〜8割を下りで挽回されるといった感じで以前より悪いかも。ピーク位置が前に行かないせいでしょうか。それでも引き離しているのだし、大抵の場合は下りよりも上りレグの方が1回多いわけですしねー。これでORCレーティングが下がったりしたら、○○ー○や○○○○○○に一矢報えるかも......そんなことはないか。
2上3上でも右海面を中心に順調に航走し、2着に2分54秒差で1着。修正でも1位となり、2−1で総合優勝。年間ポイントでも1位を守りきることができました。年間準優勝は3位から順位をあげたST。
いや〜良かったよかった。ランナーなくなると最新の31ftや33ftの遥か後方を走ることになるのかと危惧しましたが、軽風域の上りなら旧リグ+旧セイルより走るかも。これも造船所と製帆所の皆さんが丁寧に面倒を見て下さったおかげです。勿論この難局に力を合わせたチーム全員の努力の賜でもあります。そして周囲の皆さんの励ましと。
ということで、皆さんに良い新年が訪れますようにお祈りいたします。 合掌


ポイント勝率   CB     ST     IZ     FJ
年間3連対率  *5/8    *6/9    4/9    *5/9
  複勝率    4/8    0/9    3/9    4/9
  優勝率    3/8    0/9    1/9    1/9
*コミッティP含む  有効算入レースP数:8R/実施レースP数:9R
CP優勝有効平均 2.50 CP3位有効平均 3.64

         CB  ST  IZ  FJ  LO  SE
レース参戦数   13  14  16  14  10  13
   @      3   0   4   3   2   0
   A      3   3   1   1   0   4
   B      3   3   3   0   1   3
優勝率 (%)    23      25  21  20
3連対率 (%)   69  43  50  29  30  54
**惜敗率 (%)   33  33  29   0   0  67
**参加複数構成RのうちPで3位外/1本は3位内レース≒とり零し
※ローカルレーティングおよびローカルルールで競技され公表された成績表から結果を抜粋比較したものです。

Race Result(:=Not Include *=COM +=COM Include) DATE:03.12.21

Point Race: 9 Race For Culc.: 8 Race Done: 9 Race Culc.: 8Race

Pos No. Yacht Name Owner Type Rm 1 2 3 4 6 8 10 11 12 Total
1 012 カウベル
DVD34 8.70 0.5 0.5 4 3+ 2 4 20: 6 0.5 20.50
2 017 サムシング
YA 31F 8.10 3+ 5 8: 3 5 3 3 3 3 28.00
3 018 出雲
YA 30SN 8.50 6 3 5 6 0.5 2 4 7: 2 28.50
4 029 アップウインド
J 24 6.45 8 4 2 0.5 10: 3+ 6 2 6 31.50
5 059 ファンタジアン
J 24 6.45 7 2 3+ 2 9 7 2 0.5 9: 32.50
6 044 セントエルモ
FARR31 9.10 2 3+ 6 20: 3 5 5 10 4 38.00
7 072 メイテイ5
J 24 6.45 5 7 3 20: 7 6 3+ 5 5 41.00
8 037 ハングオーバー
J 24 6.45 4 6 7 4 8 8 0.5 20: 8 45.50
9 039 ラ・オンディーナ
SEAM 8.80 20: 20 0.5 7 3+ 0.5 7 4 7 49.00
10 045 マーマレード
J 35 9.10 3 8 10 5 6 20: 10 3+ 10 55.00
11 007 スイングベル
FARR25 7.50 9 9 9 20: 4 20 9 9 11 80.00
12 006 ルパン
TUBOI950IM 8.00 20 20 20: 20 20 20 8 8 3+ 119.00
13 064 ジュレーム
JAN 30 6.70 20 20 20 20 11 20 20 20 20: 151.00
14 019 甲竜8
YOK 30C 7.40 20 20 20 20 20 20 20 11 20: 151.00
15 024 シルフィード
CYB 325 7.70 20 20 20 20 12 20 20 20 20: 152.00
16 047 マッドスキッパー
BE 6.70 20 20 20 20 20 20 20 13 20: 153.00
17 036 マナサ
6.60 20 20 20 20 20 20 20 20 20: 160.00
18 025 楽水
CYB325 7.70 20 20 20 20 20 20 20 20 20: 160.00
19 034 タイニークリッパー
5.20 20 20 20 20 20 20 20 20 20: 160.00
20 082 タブ2
VF 30 6.60 20 20 20 20 20 20 20 20 20: 160.00
21 099 AD LIB2
YAMAHA28S 7.70 20 20 20 20 20 20 20 20 20: 160.00
22 104 ワンピース
5.20 20 20 20 20 20 20 20 20 20: 160.00
23 105 メカリ
6.50 20 20 20 20 20 20 20 20 20: 160.00
24 115 プリティウーマン
6.00 20 20 20 20 20 20 20 20 20: 160.00
25 116 風の花束
6.00 20 20 20 20 20 20 20 20 20: 160.00
26 101 VIVI
4.90 20 20 20 20 20 20 20 20 20: 160.00
27 020 サザンブリーズ3
JAN 350D 9.10 20 20 20 20 20 20 20 20 20: 160.00
28 011 ミナミ
YAN 28 6.90 20 20 20 20 20 20 20 20 20: 160.00
29 048 ライトニング
8.60 36 36 36 36 36 9 20 20 20: 229.00