COWBELL
BABAのレースレポート

<2005年 舵杯>

1995年以来、カウベルでは10年振りの舵杯参加です。
月日の経つのは何と早い事か!前回参加時のスタート、コースは昨日の事のように覚えているのですが、もう10年も前の事とは・・・。

レース前日の回航で、木場のヨットハーバーに入って行くとアナウンスで「カウベルの皆さんおつかれさまでした!」とうれしい一言。
当日も出港時、帰港時とも参加全艇にあたたかいアナウンス、と参加艇数111艇と長期で盛りあがっているのもわかります。

我らカウベルは、参加数の多いオープンクラスで気楽にレースを楽しむつもりだったのですが、何故かORCに、エントリーリストを見ると速い船ばかり。 ORCは僅か11艇なのですが、 島回りの1本コースでスピード競争には絶対的に自信の無いわれわれは「これはビリかもしれん」と真面目に思いました。
しかし、そんなのは毎度の事、古い艇なのも今わかったことではありません。ケツにならんよう気合いでがんばろう!

スタート時は、40°3〜4KTほどだったでしょうか、追い風スタートで有力艇は皆アウター狙い。スタボー上りでアウターからアプローチする のふーぞ、 AR2のスタンをかすめ、カウベルは下一番でジャストスタートを切れた。
(メンバーの御紹介が遅れました。今回はゲストに須磨UPWINDの浜田オーナー、同じくLA ONDINAの阪本オーナーにも乗っていただきました)
良いスタートを切れたこともあってか、メンバーは皆俄然レースに集中でき、タクティクスも冴え高速艇とも抜きつ抜かれつの良い勝負。
のふーぞ、AR2、カウベルは左、注目のルパンは右(三船師匠のイーグルも右へ伸ばしていたのが気になっていました)と、島までは艇団は左右に大きくわかれました。結果、島へはイーグルがトップ回航(さすが!)、ルパンにも先行されましたが、カウベルも全艇10位内くらいの好位置につけた。(まーてーいルパン BY銭形)
島を回った後は風も安定しだしリーチングの1本コース。先行グループは風が悪かったのか、プロパーコースよりけっこう左で、あまり伸びていない。ここはチャンス!最も自信のないリーチングのスピード競争だが、今回は一際丁寧に舵を切り、後続艇に抜かれることもなく、先行艇に少し追いつき、何と!プロパーコースから外れていた先行艇ルパン(SEAM33)、アンダリア(MUMM30)も抜いてORC4位でフィニッシュ!修正2位と好成績を取ることができました。
浜田さん、阪本さんありがとうございました。


追記 レースとは打って変わって、須磨までの帰りの回航は50ノットも吹いていたそうです。我々は風速計もないので強いなー(30ノット強?)と思っていましたが、思えば明石海峡は激しかったぜ!



オープンクラスを含め111艇のエントリー。
島回りの楽しいレースでした。




以下は回航の写真です。

晴天の明石海峡大橋。復路とは大違いの非常に穏やかな海面です。



明石名物?”たこフェリー” 





肉製オートパイロット!意外と長時間この体勢で続きました。



○寺先生、写真をたくさんありがとう。



甲高い声が聞こえたと思ったら・・・○船氏の乗るおりたばかりの新艇X37”EAGLE”