COWBELL
BABAのレースレポート

<2013年 5/10-11 第12回宝船レガッタ>
 須磨ヨットハーバー




Club Team Skipper Race1 Race2 Race3 Race4 Race5 Total
Seattle-1 Stacy 3 4 4 2 3 16
Seattle-2 Charles 5 5 5 5 5 25
8 9 9 7 8 41
Suma-1 Iizuka 1 1 2 1 2 7
Suma-2 Tanaka 2 2 1 3 1 9
Suma-3 Akita 4 3 3 4 4 18
3 3 3 4 3 16
※須磨は上位2艇のポイントをカウント。

<使用艇>
  J24・・・須磨保管の5艇
  (使用艇は艇長会議の時に抽選で決定)

<レポート>

レース内容を個人的主観によりレポートさせていただきます。
風向・風速は感覚的なもの(しかもレース5日後でちょっと忘れてる)で正確ではありません。
あしからず。

5/11 土曜日
Seattle-1(Stacy)・・・ファンタジアン号
Seattle-2(Charles)・・・メイテイ号
Suma-1(ハングオーバーチーム)・・・カウベル号
Suma-2(カウベルチーム)・・・クロス号
Suma-3(メイテイチーム)・・・ハングオーバー号

RACE-1 前日(練習日)に引き続き雨です。降水確率AM70% PM50%

TWA285 4〜5KT
Seattle-1が下から良いスピードでとび出す。
Suma-1、Suma-2は上寄りからのスタートであるがSuma-1はSuma-2の影響を避けるためタックしポートへ返す。
コースはスタボーロングのほぼ片のぼりでSeattle-1は良いスピードと角度でしっかり切りあがりノータックのまま1上をトップ回航。
Suma-2は次のレグに向けジャイブアップの用意!Seattle-1のすぐ後ろを回航しインを突きたかったが、Seattle-1は鋭角にマークとの隙を作らず回航(巧い!)Suma-2はやむなく下にまわりジャイブアップ!
Seattle-1が慣れない艇でスピンアップに手間取っているうちに、Suma-2は風下からSeattle-1の正面まで切りあがり、トップに立つ。
下マークは、①Suma-2 ②Seattle-1 、スタート後ポートを伸ばした分ロスしたSuma-1が少し離れて3位回航。
以後、Suma-2は2上、2下と少しずつ後続艇との距離を離していくが…。
最終2下、①Suma-2、10艇身で②Seattle-1、更に10艇ほどで③Suma-1
Suma-2は、Seattle-1とフィニッシュマークとの間をキープするため中間コース、Suma-1は、波が穏やかで風もよい右海面(岸)をしっかり伸ばした。
そして、フィニッシュ手前、セーフティーリードだと思っていたSuma-1にしっかりと前を切られ、Suma-2は2位でフィニッシュ!
さすがハングオーバーチーム!「まむしの永信」のDNAはしっかり引き継がれています。
ちょっと残念だったけど、とりあえず須磨でワンツーだ!
さあ!次いこう!
RACE-2 TWA220 5〜6KT
上寄り3艇は須磨、下寄り2艇はシアトル。
ところが、シアトルの2艇はリコール。
今日はシフトが大きいです。(スタート直後にマークはかなり左にある事がわかりました)
Suma-2はスタート後の3艇から抜けだし(Suma-1の正面でスタボーへタックを返しちょっとおこられましたが)片上りとなったレグをトップで回れそうです。
ここで失策!1本目と同じくジャイブセットと用意をしとかねば!
しかし、マークが近くて間に合わん!
仕方ないのでトップで回航後、ベアアップ(2艇身遅れのSuma-1もベアアップ)、じゃが、今度はスピンがなかなか上がらん!?雨で濡れた古いスピンは水を吸って団子のようになっている。
スピンが上がらん間はジャイブもできず、あっさりとSuma-1に抜かれてしまった。
ここが勝負の分かれ目、この2つのミスが命取りとなりました。
短いコースでSuma-1に最後までしっかり押さえられ2位でフィニッシュ!
ドンマイ!次いこう!
RACE-3 TWA260 4〜6KT
ラインは上有利、コミッティー寄りからSuma-1、Suma-2、Seattle-1が位置取り。
Seattle-1が下から突き上げてきたまま、一向にバウダウンせず明らかに3艇ともリコール!
スタート後Suma-2はバウダウン、ジャイブし風・潮ともよさげな右(岸)を少し伸ばした。
スピードはまずまずで、コースの端に行かないよう、そこそこの位置でスタボーに返す。
岸に近づくと上れるそこそこリフトがあり、早めに返したつもりですが、上マークアプローチ時にはオーバーセイル気味になるまでシフト。
右に伸ばした艇はオーバーセイル、左を取った艇はシフトで不利となり、Suma-2は1上で大きく抜き出る事ができた。
1上で後続艇に大差をつける事ができたので、あとは落ち着いて中間コース(上りは右より)でフリート全体を大きくカバーしながら好位置をキープ!
最終上りも第一レース同様、右を伸ばしたSuma-1に迫られたが(たぶん上りのスピードは負けてる)、今度はしっかりケアして3度目の正直のトップフィニッシュ!


5/12 日曜日
Seattle-1(Stacy)・・・クロス号
Seattle-2(Charles)・・・ハングオーバー号
Suma-1(ハングオーバーチーム)・・・ファンタジアン号
Suma-2(カウベルチーム)・・・カウベル号
Suma-3(メイテイチーム)・・・メイテイ号

RACE-4 今日は、昨日とうって変わっての快晴!風も良し!!

風は西方向6ノット。 (コンパス故障…)
西への潮強し。
スタート前、ヘディングは南なのにコンパスは300度、そして液晶は消えてしまった…。
Suma-2はライン中央からスタート。
下から順にSeattle-1、Suma-3、Suma-2がスタボーを伸ばす。
Suma-2のスピードは今ひとつで右のコースを取ったSuma-1がトップ、Seattle-1、Suma-3に前を切られ、4位回航。
回航後、Seattle-1、Suma-3は右(沖)、Suma-1は左。
Suma-2は波弱く風の良さそうな左を選びSuma-1を追う。
フリーの艇速はまずまずで、下マークはSuma-1の2〜3艇身まで迫り2位回航。
回航後、コースは右が良さそうであったが、Suma-1の影響を避けるためタック。
このタックとタック後少し伸ばしすぎたのがNG!
上りのスピード&角度もNG!
Suma-1には離され、2上はSuma-3、Suma-2、Seattle-1のつばぜり合い。
回航直後何とか左へ行こうとSeattle-1の前へ強引に落としていった(Sen Yamaokaの出番か!?というところでした)が、逆効果。
ジャイブもできずにSeattle-1に右につれていかれた。
2下はSuma-3が2位でアプローチしたが痛恨のマークタッチで撃沈。
フィニッシュまではSeattle-1との2位争い。
フィニッシュ前のポートの並走中Seattle-1のバウダウン(狙いを見事に察知されたのでしょう!)でタックする機会(最後のチャンス)を逃してしまい3位でフィニッシュ。
トップはSuma-1で総合1位は風前の灯となってしまったが、落ち込みなどは全く無し!
昨日とは打って変わっての晴天&順風での実に楽しいレースです!
バタバタしたが、切り替えの早さもカウベルチームの良いところ!
次のレースも楽しみだ!
RACE-5 風は西6〜8ノット。
1上は①Seattle-1、すぐ後を②Suma-2少し離れて③Suma-1。
1上回航後、Seattle-1はジャイブせず右(沖)へ、Suma-2はSeattle-1のインサイドをキープしながら同じく右、Suma-1はジャイブして左。
角度は落とし気味だがスピードはまずまずで、Seattle-1のジャイブを見て同時にジャイブ。
1下でSeattle-1をかわし、Suma-2がトップに立つ。Suma-1も迫ってきた。
コンパスは動かない、上りでのヘルムは相変わらずフラフラしている(ジェノアを詰めて上ったと思えばすぐにバウが下を向く、ジャノアを出し再度詰めての上るがまたバウダウン)が
今回は通して、タッキングは非常に良い!いつもの失速があまり感じられない!
など、いろいろ悩みながらもチームワークで乗り切り、最終レースをトップでフィニッシュ!(祝)
あとはSuma-1に5位になってもらうだけです
Ψ(`▽´)Ψウケケケケケ!ウソ!ホンマ!ウソ!ホン・・
ハングオーバーチームの皆さんおめでとうございます!
艇が変わっても安定したスピードとクルーワークはさすがです!

<総括>
ここ十数年、サンデーセーラーどころかマンスリーセーラー化しているカウベルチーム、ですが久しぶりにレースを満喫し、シアトルの皆さんのおかげでレースの楽しさを思い起こさせていただきました。
圧倒的に須磨に有利な条件で申し訳なかったですが、チーム戦も楽しいですな。
クローズの走りも解決します!問題なし!
よーしっ明日はホームランだ!(古っ)と日記には書いておこう…。(古っ)