RACE-1 | 前日(練習日)に引き続き雨です。降水確率AM70% PM50% TWA285 4〜5KT Seattle-1が下から良いスピードでとび出す。 Suma-1、Suma-2は上寄りからのスタートであるがSuma-1はSuma-2の影響を避けるためタックしポートへ返す。 コースはスタボーロングのほぼ片のぼりでSeattle-1は良いスピードと角度でしっかり切りあがりノータックのまま1上をトップ回航。 Suma-2は次のレグに向けジャイブアップの用意!Seattle-1のすぐ後ろを回航しインを突きたかったが、Seattle-1は鋭角にマークとの隙を作らず回航(巧い!)Suma-2はやむなく下にまわりジャイブアップ! Seattle-1が慣れない艇でスピンアップに手間取っているうちに、Suma-2は風下からSeattle-1の正面まで切りあがり、トップに立つ。 下マークは、①Suma-2 ②Seattle-1 、スタート後ポートを伸ばした分ロスしたSuma-1が少し離れて3位回航。 以後、Suma-2は2上、2下と少しずつ後続艇との距離を離していくが…。 最終2下、①Suma-2、10艇身で②Seattle-1、更に10艇ほどで③Suma-1 Suma-2は、Seattle-1とフィニッシュマークとの間をキープするため中間コース、Suma-1は、波が穏やかで風もよい右海面(岸)をしっかり伸ばした。 そして、フィニッシュ手前、セーフティーリードだと思っていたSuma-1にしっかりと前を切られ、Suma-2は2位でフィニッシュ! さすがハングオーバーチーム!「まむしの永信」のDNAはしっかり引き継がれています。 ちょっと残念だったけど、とりあえず須磨でワンツーだ! さあ!次いこう! |
RACE-2 | TWA220 5〜6KT 上寄り3艇は須磨、下寄り2艇はシアトル。 ところが、シアトルの2艇はリコール。 今日はシフトが大きいです。(スタート直後にマークはかなり左にある事がわかりました) Suma-2はスタート後の3艇から抜けだし(Suma-1の正面でスタボーへタックを返しちょっとおこられましたが)片上りとなったレグをトップで回れそうです。 ここで失策!1本目と同じくジャイブセットと用意をしとかねば! しかし、マークが近くて間に合わん! 仕方ないのでトップで回航後、ベアアップ(2艇身遅れのSuma-1もベアアップ)、じゃが、今度はスピンがなかなか上がらん!?雨で濡れた古いスピンは水を吸って団子のようになっている。 スピンが上がらん間はジャイブもできず、あっさりとSuma-1に抜かれてしまった。 ここが勝負の分かれ目、この2つのミスが命取りとなりました。 短いコースでSuma-1に最後までしっかり押さえられ2位でフィニッシュ! ドンマイ!次いこう! |
RACE-3 | TWA260 4〜6KT ラインは上有利、コミッティー寄りからSuma-1、Suma-2、Seattle-1が位置取り。 Seattle-1が下から突き上げてきたまま、一向にバウダウンせず明らかに3艇ともリコール! スタート後Suma-2はバウダウン、ジャイブし風・潮ともよさげな右(岸)を少し伸ばした。 スピードはまずまずで、コースの端に行かないよう、そこそこの位置でスタボーに返す。 岸に近づくと上れるそこそこリフトがあり、早めに返したつもりですが、上マークアプローチ時にはオーバーセイル気味になるまでシフト。 右に伸ばした艇はオーバーセイル、左を取った艇はシフトで不利となり、Suma-2は1上で大きく抜き出る事ができた。 1上で後続艇に大差をつける事ができたので、あとは落ち着いて中間コース(上りは右より)でフリート全体を大きくカバーしながら好位置をキープ! 最終上りも第一レース同様、右を伸ばしたSuma-1に迫られたが(たぶん上りのスピードは負けてる)、今度はしっかりケアして3度目の正直のトップフィニッシュ! |
RACE-4 | 今日は、昨日とうって変わっての快晴!風も良し!! 風は西方向6ノット。 (コンパス故障…) 西への潮強し。 スタート前、ヘディングは南なのにコンパスは300度、そして液晶は消えてしまった…。 Suma-2はライン中央からスタート。 下から順にSeattle-1、Suma-3、Suma-2がスタボーを伸ばす。 Suma-2のスピードは今ひとつで右のコースを取ったSuma-1がトップ、Seattle-1、Suma-3に前を切られ、4位回航。 回航後、Seattle-1、Suma-3は右(沖)、Suma-1は左。 Suma-2は波弱く風の良さそうな左を選びSuma-1を追う。 フリーの艇速はまずまずで、下マークはSuma-1の2〜3艇身まで迫り2位回航。 回航後、コースは右が良さそうであったが、Suma-1の影響を避けるためタック。 このタックとタック後少し伸ばしすぎたのがNG! 上りのスピード&角度もNG! Suma-1には離され、2上はSuma-3、Suma-2、Seattle-1のつばぜり合い。 回航直後何とか左へ行こうとSeattle-1の前へ強引に落としていった(Sen Yamaokaの出番か!?というところでした)が、逆効果。 ジャイブもできずにSeattle-1に右につれていかれた。 2下はSuma-3が2位でアプローチしたが痛恨のマークタッチで撃沈。 フィニッシュまではSeattle-1との2位争い。 フィニッシュ前のポートの並走中Seattle-1のバウダウン(狙いを見事に察知されたのでしょう!)でタックする機会(最後のチャンス)を逃してしまい3位でフィニッシュ。 トップはSuma-1で総合1位は風前の灯となってしまったが、落ち込みなどは全く無し! 昨日とは打って変わっての晴天&順風での実に楽しいレースです! バタバタしたが、切り替えの早さもカウベルチームの良いところ! 次のレースも楽しみだ! |
RACE-5 | 風は西6〜8ノット。 1上は①Seattle-1、すぐ後を②Suma-2少し離れて③Suma-1。 1上回航後、Seattle-1はジャイブせず右(沖)へ、Suma-2はSeattle-1のインサイドをキープしながら同じく右、Suma-1はジャイブして左。 角度は落とし気味だがスピードはまずまずで、Seattle-1のジャイブを見て同時にジャイブ。 1下でSeattle-1をかわし、Suma-2がトップに立つ。Suma-1も迫ってきた。 コンパスは動かない、上りでのヘルムは相変わらずフラフラしている(ジェノアを詰めて上ったと思えばすぐにバウが下を向く、ジャノアを出し再度詰めての上るがまたバウダウン)が 今回は通して、タッキングは非常に良い!いつもの失速があまり感じられない! など、いろいろ悩みながらもチームワークで乗り切り、最終レースをトップでフィニッシュ!(祝) あとはSuma-1に5位になってもらうだけですΨ(`▽´)Ψウケケケケケ!ウソ!ホンマ!ウソ!ホン・・ ハングオーバーチームの皆さんおめでとうございます! 艇が変わっても安定したスピードとクルーワークはさすがです! |
<総括> |
ここ十数年、サンデーセーラーどころかマンスリーセーラー化しているカウベルチーム、ですが久しぶりにレースを満喫し、シアトルの皆さんのおかげでレースの楽しさを思い起こさせていただきました。
圧倒的に須磨に有利な条件で申し訳なかったですが、チーム戦も楽しいですな。 クローズの走りも解決します!問題なし! よーしっ明日はホームランだ!(古っ)と日記には書いておこう…。(古っ) |