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日本古代歴史裁判・

(付録8)
提案として(裁判の和解案的発想のメモ)
「多胡碑公開プロジェクト」「日本の古代文字公開プロジェクト」の必要性について~ 
これまでの「多胡碑文字認識や古代文字認識」に何か問題があったのか・・・。

 
 平成21年5月21日から裁判員制度が始まり、国民が刑事裁判に参加することにより裁判が身近で分かりやすいものとなり、司法に対する国民の信頼の向上につながることが期待されています。
 さて、これまでの「多胡碑文字認識や古代文字認識」は、日本の古代史を扱う人達、特にむしろ専門の主流の学者・専門家が中心となって行われてきました。丁寧で慎重な検討がされ、またその結果詳しい分析が書かれることによって高い評価を受けてきたと思っています。しかし、その反面、専門的な正確さを重視する余り思考様式・分析結果(裁判でいう審理や判決)が一般人にとって理解しにくいものである場合もあり、そのため「多胡碑文字認識や古代文字認識」に関しては、近寄りがたいという印象を与えてきた面もあると考えられます。
 よって、上記の裁判員制度のような発想を導入すれば、専門家と一般人(本件に興味を持つ学生・社会人・・・裁判員制度でいう裁判員)とが、それぞれの知識経験を生かしつつ、一緒に考え判断すること(裁判員制度でいう「裁判員と裁判官の協働」)により、より皆の理解しやすい「認識」を実現することができると考えています。
 つまり、新しく公開プロジェクトを立ち上げ、皆で歴史認識を再構築してゆこうということです。
 

  1. 1、多胡碑「給羊成多胡郡」部分の解釈に関して

<誤訳の箇所>解釈を直ちに撤回し、誤訳であることを公表し、新しい訳の制作を公開の場で検討する「多胡碑公開プロジェクト」を立ち上げることを、高崎市及び群馬県に提案します。
 

  1. 2、「漢字以前に存在していた日本の古代文字(ヲシテ文献・ヲシテ文字)認識」に関して

「漢字の前に文字はなかった」ことを前提とした<誤った認識の箇所>の説明内容を撤回し、「漢字の前に文字はあった」ということを公表し、それを前提とした歴史認識を創ってゆく「日本の古代文字公開プロジェクト」を立ち上げることを、高崎市及び群馬県に提案します。
 

  1. 3、「高度な言語体系や数字・数式等の体系」の存在は不可欠としか考えられないことについて

「文字数字等に言及していない」という高崎市及び群馬県の「不作為の作為」をやめ、漢字の前に「高度な言語体系や数字・数式等の体系」があったとしか考えられない、ということを前提とした歴史認識を創ってゆく「日本の古代文字研究公開プロジェクト」を立ち上げることを、高崎市及び群馬県に提案します。
 
 これら提案の意図は「高崎・群馬の歴史、文化に関して、郷土を誇りに思えるように」そして、「日本民族の誇りを失わない為に」ということです。
 私は、これらプロジェクトが、多くの人の人生において、ワクワク感や新たな夢や希望が生まれる大きな第一歩となることと確信しています。

平成31年4月 清水靖弘