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日本古代歴史裁判・

(付録5)

 

「よみがえる五世紀の世界」(かみつけの里博物館・常設展示解説書)

P13 先進の技術
P19 同じ設計
P20 ハイテク構造物
P23 当時の技術の粋を集めた巨大な構造物
設計の技術、土木技術、専門家たちの存在、労働する人々の編成
P24 発注者・設計図・計画・統括・監督・設計、測量、資材調達、各種工事、工程、安全などを総合的に管理調整  専門技術集団
尺度 遠距離間の距離や角度を測る技   測量・土木のノウハウ
その技術は、水路建設や耕地開拓、水運、道路敷設、橋の建設、天体の測量を伴う暦の作成
P26 組織的に働いた・技術者に監督されたムラビト・班別に構成・効率よく作業
P27 埴輪の数6000本・粘土運搬・薪集め・製品制作・焼成・現場搬入など、埴輪作りには多くの人手が掛けられた・八幡塚古墳に使われた石の数398000個・川から集めたのだろう
P28 古墳造りの基本は設計図・一定の比率・1:2、1:3、2:3などの比率がみられる
P29 尺度と比率・八幡塚古墳の設計単位、技術者たちは既に大陸から尺度を学んでいた?・八幡塚古墳の設計と比率
P30 古墳の形を設計する・古墳のような巨大構造物を造るためには設計図が不可欠。紙がない当時は、板や布に図が描かれていたのだろう
 

「小さな石のものがたり」(かみつけの里博物館・第26回特別展)
(群馬県立歴史博物館学芸員の解説箇所)

P40 石製模造品が古墳時代社会においてどのような流通システムの中で動いたいたのか・制作工程分析・これらの事象をつなぐ「流通」論
P41 システム流通論・流通の仮設モデル・「原料産出地で石材を獲得し、その石材は制作工房で製品化され、その製品は古墳や祭祀の場に持ち込まれ消費される。」
P44 生産から流通までの様相
P45 原材料産出地から獲得した石材は、別々に存在する「古墳副葬品工房」と「集落祭祀品工房」にそれぞれ持ち込まれ、消費側のニーズに合わせて製品化され、消費地に持ち込まれる。
P47 「古墳副葬品」「集落祭祀品」のそれぞれの社会的需要が高まることで生産は増大し、「流通デュアルシステム」が重層的に展開する。・社会の必需アイテムとして存在した石製模造品