3) 2018年7月31日 16時26分

トド岩にUFO型反転像

撮影場所:銭函海岸 発生範囲:小樽・高島岬側は高島岬とトド岩、手稲・石狩側は石狩湾新港タンク群~厚田海岸

歌の題名や歌詞にもあったようなこの言葉が似合う。まさに真夏の蜃気楼だ。一般的に春から初夏にかけての風物詩として高島おばけ(=上位蜃気楼)は知られていた。今回のようにトド岩上空に円盤型のUFOのような反転像を伴っている瞬間を捉えるのはなかなかお目にかかれない。そして、この時期なら小中学生向けの夏休みの総合学習題材になれるかもしれない。

2018年7月31日 16時6分

銭函海岸⇒手稲・石狩方面
石狩湾新港防波堤

石狩湾新港の防波堤・消波堤が反転像を作りかけている姿だ。赤灯台の上空に反転した像が見られるのが印象的。防波堤に釣り人がいればその反転した姿も見られるでしょう。

2018年7月31日 16時14分

銭函海岸⇒小樽・高島岬方面
高島岬トド岩と漁船

高島岬先端に見えるトド岩のシルエットの変化がおもしろい。層が何層もできている。また、すぐ沖合を通過する漁船もそれに合わせて反転像を作っているようだ。

2018年7月31日 16時22分

銭函海岸⇒小樽・高島岬方面
漁場に向かう中型漁船

幻の水平線に沿って、漁船が沖合に向かうとその大きさが小さくになるにつれ、正立像と反転像が明確に別れるようになった。これは幽霊船と昔の人なら言うかもしれない。

2018年7月31日 16時34分

銭函海岸⇒手稲・石狩方面
北石狩衛生センター

北石狩衛生センターの建屋とその手前の消波堤がやや伸び上がっている。それ以上に、背後の丘陵側面が垂直に壁のように伸び上がっている。これが、いわゆるバーコード状・板塀状といわれる姿だ。

2018年7月31日 16時49分

銭函海岸⇒小樽・高島岬方面
高島岬とトド岩

実際に離れている高島岬とトド岩はこの観測地点からも離れて見え、蜃気楼化で周辺の岩礁が伸び上がり、くっついて見えることがある。これはその途中段階だろう。また、トド岩がワニ口のようにと言いたいところだが、太陽光の関係からか、そのシルエットは鳥の嘴あるいは戦車のように見える。

2018年7月31日 16時56分

銭函海岸⇒手稲・石狩方面
石狩湾新港LNGタンク周辺

大きなLNGタンク手前の白いタンクがおかしな形で伸び上がっている。左側の施設やクレーンなども伸び上がっている。よく見ると上空の同じような高さの位置までうっすらと黒っぽい帯状のモヤが見え、その高さまで対象物が伸びているようだ。