1) 2022年5月11日 13時37分

小樽高島岬と祝津の家々

撮影場所:朝里海岸 発生範囲:小樽側は手宮~高島岬と周辺海上、手稲・石狩側は銭函~石狩湾新港

何の前知識がなくてもこの画像を見ただけで、建物の形や地形がゆがんでいるのがわかるでしょう。これは光の屈折現象、蜃気楼によって起こっています。正確にいうと上位蜃気楼、地元では『高島おばけ』と呼んでいる。左端に見えるのはおたる水族館、右端の小樽高島岬頂上に見える赤白の建物が日和山灯台で高さ約50m。目を下に移すと海面から約20mほどのところに何か透明な境界線があるようです。そしてそれ以下の対象物が奇妙な姿に変形。実はこれほどクリアにすっきりくっきり見える高島おばけは珍しく、数年に一回あるかないかと思われます。

2022年5月11日 13時33分

朝里海岸⇒小樽・高島岬方面
わに口(日和山怪獣?)

太陽光のお陰か、高い位置での幻の水平線や反転像がくっきり、スッキリ見える!横から見たワニの歯・口に例えられる。

2022年5月11日 13時35分

朝里海岸⇒小樽・高島岬方面
北日本冷蔵前の海岸

高島にある北日本冷蔵から旧高島トンネル周辺の海岸、岩、乗用車が上空の高い位置に反転像を作っている。

2022年5月11日 13時39分

朝里海岸⇒手稲・石狩方面
石狩湾新港タンク群

右端に見える高さ30mほどの球形タンクが2倍伸び上がる。左側の54m前後のLNGタンク側面も実は伸び上がっている。

2022年5月11日 13時42分

朝里海岸⇒手稲・石狩方面
東洋水産北海道工場

小樽銭函工業団地にある東洋水産北海道工場上空にその建屋の反転像ができ、空中都市のよう。

2022年5月11日 13時57分

朝里海岸⇒小樽・高島岬方面
にしん御殿屋根

岬中腹の『にしん御殿』の赤い屋根が垂直に2~3倍伸び上がる。低い位置の右端の岩礁も反転像を作っている。

2022年5月11日 13時58分

朝里海岸⇒手稲・石狩方面
石狩湾新港LNGタンク群

高さ54mのドーム型LNGタンクの屋根が伸び上がり、パンケーキが膨らむ時のように変化。帽子をかぶった姿に!