石狩湾新港防波堤・消波堤
撮影場所:銭函海岸 発生範囲:手稲・石狩側は石狩湾新港~厚田海岸
石狩湾新港タンク群手前に見える防波堤・消波堤が伸び上がり、左側の大きなLNGタンクの回りに城壁を作ったかのような姿になっています。また、右側に見える球形タンクが丸くない! かなりつぶれている。実は、撮影場所からここまで約13Kmと比較的近い距離ですが、このように大きな変化を見せるのはかなり珍しいのだ。
撮影場所:銭函海岸 発生範囲:手稲・石狩側は石狩湾新港~厚田海岸
石狩湾新港タンク群手前に見える防波堤・消波堤が伸び上がり、左側の大きなLNGタンクの回りに城壁を作ったかのような姿になっています。また、右側に見える球形タンクが丸くない! かなりつぶれている。実は、撮影場所からここまで約13Kmと比較的近い距離ですが、このように大きな変化を見せるのはかなり珍しいのだ。
北石狩衛生センターの建屋がおよそ3倍ほど垂直方向に伸び上がっている。本来、建屋の右側面2分の1に大きな三角形の青色塗装が塗られているが、これが全体に塗られた感じに淡く見える。また、背景の海岸地形(海食崖や段丘崖等)も伸び上がっているようだ。下の画像と比較してください。驚きますよ。
おたるドリームビーチから続くオタネ浜近くの海岸を見ていたら、白波の高島おばけ(=上位蜃気楼)が確認できた。一般的に波・海面の蜃気楼というと青色や水色が多いのですが、岸に近いところでやや波がある場合に白波になった部分が伸び上がり、このような姿を見せることがあります。これもなかなか珍しい。
銭函海岸から見て北石狩衛生センターの手前に防波堤・消波堤が見えますが、この位置で蜃気楼が発生すると、背後に見える北石狩衛生センターは縮んだ、つぶれたような姿に見えます。上記の画像と比較してみてください。とても同じ位置で同じ対象物を撮ったものとは思えないでしょう。
銭函海岸から約13Kmと比較的近い距離の対象物、石狩湾新港タンク群が縮むのではなく、伸び上がるのは珍しい。今回、少しですが球形タンクの上部が変形し、ツボの口のようになった。⇒このタンク群は朝里海岸から見える様子とかなり異なります。朝里からは正面、銭函からは側面から見ているイメージでしょうか。
厚田海岸が蜃気楼化しています。それも二層になっている。また、厚田の風力発電用風車の柱が二分されて見えるのもおもしろい。さらに、このようにクリアに見えるのは稀でしょう。
およそ66Km離れている雄冬岬がクリアに見えることがなかなかない。その上、蜃気楼化で岬が変形しているのを見られるのは稀です。下の海岸部分が反転して上空に映し出されているようです。ワニ口というほどではないものの、そのシルエットは鳥のくちばしぐらいには見えるかもしれません。