2009年 石狩丘陵
6月28日16時37分、銭函海岸にて撮影。推定距離25~6Km。石狩丘陵の凸部分や森林が蜃気楼化して伸び上がる。それまで海上の船舶や沿岸の建造物、海の端に見える岬などを中心に観測してきたが、これをキッカケにその対象を広げる機会となった。中央右側の白っぽい建物は霊園の建屋またはゴルフ場クラブハウスと思われます。
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5月21日12時42分、銭函海岸にて撮影。距離は約16Km。祝津(しゅくつ)の街から高島岬とトド岩、さらに海上まで蜃気楼化。このようにくっきりすっきり見えるケースは少ないので貴重だ。ただ、当時使用していたカメラズームではこれが限界ですが、それでも祝津の家々はビルやブロック、高島岬先端のトド岩がまるで存在しないかのように見えます。いや、隠されたように見えるといった方が近いかもしれません。海上には幻の水平線も見える。
5月21日13時6分、銭函海岸にて撮影。上記画像の25分後。トド岩が高島岬と離れ、より高く伸び上がっている。また、高島岬の稜線の形も変化し、ハングオーバーのように。ちなみに、高島岬とトド岩は実際、数百m離れている。昔、高島岬の裏側、現在のおたる水族館トドショーを見せるところが海水浴場だったらしく親戚のおじさんが友人らとトド岩まで泳いで渡ったと言っていた。だから銭函海岸のこの位置から撮る場合も、少し離れて見える。でもその隙間にある小さな岩礁が蜃気楼化で伸び上がりくっついて見えるようになったのだろう。