2015年 小樽高島の街と防波堤

小樽高島の街と防波堤

5月30日9時50分、銭函海岸にて撮影。距離約15Km。小樽の手宮~高島の低層階の家々がまるでビルのように。中央やや左奥に見える赤い屋根は高島神社。一方、石狩湾の海上に浮かぶ船舶は次々と蜃気楼化した。高島おばけ(=上位蜃気楼)パラダイスの一日。

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ヨット5月30日9時49分、銭函海岸にて撮影。距離約16Km。おたる水族館そばの祝津マリーナから出港したヨットが正立⇒反転⇒正立の3つの像を作っている。下側の正立像は帆が伸び上がり、次の反転像はつぶれて見えず、そしてその上に正立像が小さく見えるパターンだ。これらのヨットはおそらく北大・商大の練習用で太陽光の位置関係や小型サイズであるためかなかなか捉えずらいのだが、今回運よく撮影できた。




小型船舶航跡波5月30日11時37分、銭函海岸にて撮影。海上で高島おばけ(=上位蜃気楼)を見つけるには幻の水平線を探すのがポイントです。しかし、本物の水平線の下側、すなわち海面上で見つけるのはなかなか難しい。ただ、一つの方法として、船舶の航跡波変化で見つけるという手があります。この例では航跡波の後ろが盛り上がり、カーブを描いて2つに分かれたように見える。これはその周辺で蜃気楼化が起こっている可能性大ということです。



小型船舶5月30日13時34分、銭函海岸にて撮影。距離約10~11Km(推測)。背景に見えるのは小樽手宮近くの石油タンクでやや縮んで見える。一方、手前の小型漁船が停泊した位置に波・海面の蜃気楼が風の影響で徐々に近づき、その船体を蜃気楼化させた。いわゆるボックス(箱)型に変化させた。実は動画で蜃気楼の発生から終了まで完全にとらえた最初の機会だったので、この静止画にも思い入れがある。



祝津の家々6月21日13時53分、銭函海岸にて撮影。距離約16Km。小樽高島岬そばのトド岩が通常の2倍以上伸び上がり、左側に見える祝津(しゅくつ)の家々はその上空に反転像を伴っている。これぐらいの霧やモヤの濃さなら発生状況もクリアに見えるというもの。実は撮影中に珍客アオダイショウが現れた。ここは海のすぐそばなんだが…。